海外経験で得たグローバルな視点で、
メディカル分野の技術の可能性に挑戦。
2011年 新卒入社 メディカル資材技術開発
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Qこれまでの経歴を教えてください。入社4年目に、ドイツのフロイデンベルグに3年間出向し、Advanced Wound Care用の傷当て材やフェイシャルマスク用基材(コスメ)の開発を担当していました。それ以外の期間は日本バイリーンのメディカル資材の技術開発を行う部署にて、貼付薬、冷却シート、フェイシャルマスク用基材の開発を担当しています。
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Q当社を選んだ理由を教えてください。大学ではナノファイバー不織布に関する研究を行っており、その知識や技術を活かせる企業を探していました。そんな中で出会ったのが日本バイリーンです。
日本バイリーンは、ナノファイバー不織布や機能性粉体担持不織布など、興味深い技術を持っており、不織布業界のリーディングカンパニーとして、さまざまな分野で多様な技術を活かしたものづくりを行っている点に魅力を感じました。
さらに、親会社の一つに世界トップクラスの不織布メーカーであるフロイデンベルグがあることから、グローバルに働くことができそうだと思った点も、入社を決めた理由の一つです。
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Qどのような場面で仕事のやりがいを感じますか。
会社の3ヵ年計画の達成目標の一つとして、全身製剤用支持体(全身製剤:皮膚から薬を吸収し、血流に乗せて全身に作用させる製剤。狭心症、喘息などに利用される。)の新規マーケット開拓が掲げられており、そのテーマを担当しています。
市場調査の結果から、全身製剤用支持体としては、今まで当社が参入していない国をターゲットとすることとなりました。その国の市場に入るためには、当社であまり経験のない生産形式をとる必要があり、外注加工先と協力しながら開発を進めていました。
サンプル提案を進める中で、あるユーザーから引き合いが来たのですが、まだ開発初期段階であったにも関わらず、可能な限り早期に製品として立ち上げる必要があり、関係部署・外注加工先と協力しながら量産体制を迅速に整えていきました。
途中、大きなトラブルが発生し、プロジェクトが頓挫しかけたこともありましたが、問題解決のため、あきらめずにとことん取り組んだ結果、トラブルを解消することができ、数千万円規模のプロジェクトを軌道に乗せることができました。
難易度の高い案件でしたが、最終的には売上に貢献することができ、自身の成長も実感できたため、非常にやりがいを感じました。
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Q当社の魅力はどのような点ですか。不織布製造に関する様々な技術・装置を保有しており、新しいアイデアがあれば、すぐに試すことができます。また、私もそうでしたが、親会社であるフロイデンベルグに出向し、ドイツで生活しながら世界トップクラスの不織布会社の文化や技術などを学ぶ機会を得ることもできます。このような経験は大変貴重で、当社の大きな魅力だと思います。
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Q今後の目標を教えてください。自分の担当しているプロジェクトを引き続き成功させることとともに自分の部下を成長させ、チームとしての力を高めるようなマネジメントスキルを伸ばすことを目標としています。技術者としてのスキルを伸ばしながら、マネージャーとしても成長し、引き続き会社に貢献していきたいです。
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